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京阪奈の地元民ならではの奈良と京都南部の隠れたスポット・おすすめ情報をご紹介していきます。

「奈良大立山まつり」を皮切りに冬の奈良にはイベントがたくさん

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古都の歴史と豊かな自然を誇る奈良県。冬の季節、紹介したい立ち寄りどころがたくさんあります。

 

奈良大立山まつり

まずは奈良の新たな風物詩として話題を集めている「奈良大立山まつり」です。すでに終了してしまっていますが1月26日(土)~27日(日)に平城宮跡内で開催されます。広目天増長天多聞天持国天の四天王をモチーフとした高さ7mを超える4基の山車「大立山」が勢揃いです。迫力満点の力強い姿に1年の無病息災を願いましょう。ここでは、県内各地の伝統行事も登場して見どころ色々です。「あったかもんグルメ~in大立山まつり2019」には、県内全市町村が勢揃いです。各市町村自慢のアツアツグルメに舌鼓を打ちましょう。 1月27日(日)の伝統行事「若草山焼き」も要チェックです。県内最大級の打ち上げ花火のあと、生きもののようにうねる炎で山が真っ赤に染まるさまは圧巻です。実は若草山焼きの隠れた写真スポットが平城宮跡です。大立山まつりを楽しみながら、山焼きを見るのも素敵です。

 

なら瑠璃絵

2月8日(金)~14日(木)の「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、今やすっかり奈良の顔です。春日大社興福寺東大寺の三社寺をはじめ奈良公園一帯をライトアップし、夜間特別拝観が楽しめます。瑠璃色の光あふれる世界で、こころ洗われる感動にひたりましょう。創業 1615年の黒川本家による吉野本葛入りのしあわせココアで、ひと息つくのもいいですね。 

 

奈良県南部の名瀑

せっかくなので、冬の奈良県南部も紹介します。知る人ぞ知る絶景をお見逃しなく。川上村の御船の滝は高さ約50m。寒い日が続くと氷瀑となり、その景観は文殊菩薩を現し、知恵を授ける滝と伝わります。野迫川村樹氷もこの季節だけです。氷点下の寒さのなか、木々に圧着した氷が光の加減でキラキラ輝き、まるで宝石のようです。これら大自然の芸術作品を、カメラに収めるのもお忘れのないように。そして道中、冷えたからだを癒すのが温泉です。野迫川温泉「ホテルのせ川」、下北山温泉「きなりの湯」、上北山温泉「薬師湯」などで、湯けむり情緒を堪能しましょう。冬の奈良旅行は、1年のスタートとともに、春の訪れをいち早く感じる好機です。お好みのイベントがあれば、ぜひ奈良県へ来てみませんか。

野瀬川村の樹氷

野瀬川村の樹氷