奈良市のすぐ北にある銭司聖天で金運アップ

１３００年前からお金に縁の深い土地で金運向上祈願をするならお金を惜しんではダメ！

銭司聖天

奈良市のすぐ北で、京都府最南端を流れる木津川。行楽シーズンともなると人が狂ったように押し寄せ、アウトドア亡者の修羅場と化す地域です。そんなバーベキューの煙がもくもくとのぼる場所に別の意味では怪奇炎を上げているお寺が存在します。その名前は銭司聖天。

お金に所以がある土地

この地は今から約1300年前に和同開跡が鋳造された所であります。そんなお金と実に縁の深い土地にあるこのお寺のご利益といえばズバリ全運向上。金運向上に関しては決してやぶさかではない自分は、ここは一発そのご利益を授かるのも良いと訪れてみました。丘陵地の茶畑内にある境内に足を踏み入れると、どうも様子がおかしくなんとも怪しげな雰囲気。

謎のエリア

「わらべのさと」とある階段で四方を囲まれたような場所にはたくさんの人形が並んでいます。人形はお地蔵さんや女の子の像で、一見ファンシーだが見ているとだんだんダークな気分になります。なんなんだろうこれは。どういう意味合いなのか謎です。

金運エリア

気を取り直して金運向上エリアに向かいます。聖天堂の前には130センチもある大きな和同開珎があります。いかにも景気良さげな参拝アイテムです。これに金箔を貼って全運をアップという塩梅でしょうか。こんなハリボテに金箔貼ったって意味ないじゃないかというお方は、ハリボテの大根もあります。「大」は大慈悲、「根」は悪の根を断ち切るという意味のようで、この分ったような分からないような意味合いですが、これに願いをしたためます。もちろん書き込まれているのはお金大好きな方々のお願いばかりでした。しかし、お願いの中には「バカがなおりますように」なんてかなり深刻なお
願いもあったりして結構笑ってしまいました、すいません。

金運パワー向上

なお、金運向上祈願の寺だけに各種祈祷や奉納なども明朗会計のお賽銭箱が設置されています。宗教がお金のことを細々と言うなんてと言う方もいらっしゃかもしれませんが、お金の神様なんですから逆にこれでいいのだと思います。お金持ちになりたかったら銭をもってこい、世の中銭だといったところでしょうか。なかなか家族ずれでは楽しめないかもしれませんが、おもしろいスポットが好きな人が一人で訪れるには刺激的で魅力的なお寺です。この特化寺に自分は金運向上で幸せにしてもらいます。